こんにちは、ichiです!
なかなか釣りに行けない日が続いております。
本日、12月4日ですが、今年はこのまま釣りに行けずに終わりそうな感じです。Orz
釣りに行けないうっぷんを、自作ルアーで晴らそう!!ということで、シーバス用のミノーでも作ってみました。
今回は、作り方をご紹介してみようと思います。
簡単自作ミノーの素材は?
ミノーを自作する場合は、ウッド(木)を使用して作ります。
こんな棒を100均で買ってきました。
写真の上にある三角木材をカットして張り合わせた状態が下のものになります。
三角+三角=四角 の原理ですね!w
この両面テープで張り合わせた四角の棒を、小刀で削ってある程度形にしていきます。
↑こんな感じ。
ある程度形を出したら、次は紙やすりでゴリゴリ削って形を整えていきます。
私の場合は、最初に60番の紙やすりでならした後に、100番から240番の紙やすりで仕上げを行うようにしています。
ダイソーに粗さの違う紙やすりパッケージが100円で売ってるので、私はそれを使っています☆
ヤスリがけが完了すると、こんな感じになります。↓
形が形成できたら内部加工を行う!
自作ミノーの形が形成できたら、内部を加工していきます。
両面テープでくっつけていた2枚の棒を分解して、下の写真のように内部加工を行います。
内部のオモリの位置や量などで、ミノーの動きが変わります。
この辺は、実際に作ってみて自分好みのオモリの位置関係を導き出すのがベストだと思いますが、以下のような参考サイトを見てみてもいいでしょう。
参考サイト①
ルアーの形状と動きの関係
参考サイト②
泳ぐハンドメイドミノー作りのコツ
個人的に、初めて作るミノー^では、変に色々な位置にオモリを配置するのではなく、下の写真の赤枠の箇所のみに配置してみるのが失敗がないと思います。
※ ちなみに上の画像の場合、左側の赤枠の中のオモリを少し重めにしたほうがよかったです。理由はウッドの部分が太く、浮力が強いためです。
今回の写真は、実験の為に色々な箇所にオモリを配置させてみています。
このように、ルアーのアイとオモリを配置する溝を、「左右両方の板」に刻み、2枚を重ねあわせた時にスッポリと収まるようにします。
収まるように溝が彫れたら、瞬間接着剤で2枚の板を貼り合わせます。
接着剤が乾いたら、顔なんかを書き込んでカッターなどで削っても良いでしょう!
自作ミノーに塗装&コーティング!
ここまでできたら、後は自分の好みに塗装やコーティングを繰り返して行くだけです!
色々な自作ルアーサイトに、コーティングやカラーリングの手順など書いてますが、個人的には好きな様にやればよし!!ってな感じでやってます(笑)
私の場合は、コーティングにはウレタンを使用しています。
塗装には、100均に売っているアクリル絵の具を使用しています。パール入りだと綺麗に塗装できるのでオススメです!
塗装やアルミ貼りなどをやりつつコーティングして、今回は2本のミノーを作ってみています。
初めてにしては上出来!?(笑)
白はフローティングミノー、赤はシンキングミノーのつもりで作成しています。
さぁ後は、リップをつければミノーになるぞ!!
自作ミノーにリップを作ってつける!
いよいよ、ミノーのミノーたる象徴であるリップを作っていきます。
リップの素材は、アクリル板やポリカーボ板などありますが、今回私はOKホームセンターに唯一売っていた以下の板をチョイスしました。
厚さは、2mm
これを専用のカッターで切ります。
上の画像のように、まずは細長く切り取り、リップに使う分だけ切り取って使用します。
リップ用のアクリル板は、ニッパーなどでも切ることができます。
ニッパーできる時のコツは、一気に大きく切るのではなく、細かく少しずつ切り取ってリップの形に形成していくことです。
リップもある程度形を形成できたら、紙やすりでなめらかに削って仕上げていきます。
私の場合は、リップ全体を最後の仕上げとして、1000番の紙やすりで水研ぎして仕上げています。
水研ぎすると、↑の写真のようにくもった状態になります。
しかし、このくもった状態は、最後にリップごとコーティング仕上げをすることで、透き通るような透明になるので問題ありません。
では、作ったルアーにリップ用の溝を掘っていきます。
リップ用の溝は、カッターで切り込みを入れた後、少しずつ深く掘っていきます。
私の場合は、100均のデザインナイフや固めのピンセットで「ズボズボ」と木の目を裂くように深くしていっています。
裂いた木の繊維をデザインナイフで綺麗にカットしていく感じです。
溝がある程度深くなったら、実際にリップを付けてみて、溝の深さや角度を見ながら溝の仕上げを行っていきます。
溝の深さと角度がちょうど良い状態になったら、たっぷり目の瞬間接着剤を溝に流し込み、リップを差し込んで角度を合わせます。
瞬間接着剤が乾く前に、角度調整するのがコツです。
角度が決まったら、開いている隙間などに瞬間接着剤を追加で流し込んでいきます。(液体状の瞬間接着剤を使用しています。)
その後、瞬間接着剤が完全に乾いたら、一番最後にウレタンクリアでコーティングして完成となります。
リップが透き通るような透明になっているのが確認できると思います。
以上で、自作ミノー完成です!!
後は、自分の理想とした動きで泳いでくれるかのチェックです♪
Ps,
スイムテストしてきました!
結果としては、白色のフローティングミノーは、かなり完璧な動きをします。
リーリングした際に適度な深さまで潜り、おしりをプリプリ振って美味しそうに泳いでくれます!
パールホワイトもよく目立ち、シーバスの人気者になりそうな予感がプンプンしています。
シンキングミノーとして作ったアカキンの方は、頭部分の浮力が強く、シンキングしない状態です(笑)
尻尾の方にオモリを入れたせいか、おしりプリプリの泳ぎもイマイチですOrz
潜ることは潜るので、様子を見ながら板鉛を貼って調整してみたいと思います!
失敗は成功のもと!!
今後もどんどん、自作ミノーやシンペン、できればバイブレーションなども自作してみようと思います♪
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